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09月05日-01号

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  1. 中央市議会 2019-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-14
    令和 1年  9月 定例会(第3回)令和元年第3回中央市議会定例会1.議事日程(第1号)                             令和元年9月5日                             午前10時00分開議                             於議場  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期決定の件  日程第3 諸報告  日程第4 議案第54号 中央市会計年度任用職員の報酬等に関する条例制定の件  日程第5 議案第55号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件  日程第6 議案第56号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例中改正の件  日程第7 議案第57号 中央市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例中改正の件  日程第8 議案第58号 中央市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例中改正の件  日程第9 議案第59号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例中改正の件  日程第10 議案第60号 令和元年度中央一般会計補正予算(第2号)  日程第11 議案第61号 令和元年度中央国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第12 議案第62号 令和元年度中央介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第13 議案第63号 令和元年度中央地域包括支援センター特別会計補正予算(第1号)  日程第14 議案第64号 令和元年度中央下水道事業特別会計補正予算(第1号)  日程第15 議案第65号 平成30年度中央市一般会計歳入歳出決算認定の件  日程第16 議案第66号 平成30年度中央市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第17 議案第67号 平成30年度中央市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第18 議案第68号 平成30年度中央介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第19 議案第69号 平成30年度中央市地域包括支援センター特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第20 議案第70号 平成30年度中央市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第21 議案第71号 平成30年度中央市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第22 議案第72号 平成30年度中央市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第23 議案第73号 平成30年度中央市田富よし原処理センター事業特別会計歳入歳出決算認定の件  日程第24 議案第74号 平成30年度中央市上水道事業会計決算認定の件  日程第25 議案第75号 動産取得の変更の件  日程第26 議案第76号 動産取得の変更の件  日程第27 議案第77号 中央市道路線変更の件  日程第28 議案第78号 契約締結の件  日程第29 報告第11号 平成30年度中央市一般会計予算継続費の精算の件  日程第30 報告第12号 平成30年度中央健全化判断比率の報告の件  日程第31 報告第13号 平成30年度中央市資金不足比率の報告の件  日程第32 請願第4号 教職員定数改善、小人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書  日程第33 請願第5号 多胎児(ふたご・みつご)への支援に関する請願書2.本日の会議に付した事件  議事日程に同じ3.出席議員は次のとおりである。(18名)       1番  中沢美恵     2番  新海一芳       3番  薬袋 正     4番  笹本 昇       5番  山本六男     6番  江間政雄       7番  田中 清     8番  斉藤雅浩       9番  金丸俊明    10番  木下友貴      11番  田中輝美    12番  小池章治      13番  小池満男    14番  名執義高      15番  伊藤公夫    16番  井口 貢      17番  福田清美    18番  田中一臣4.欠席議員(なし)5.会議録署名議員       9番  金丸俊明    10番  木下友貴6.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(30名)   市長        田中久雄    副市長       望月 智   教育長       田中正清    会計管理者     相澤宏一   政策秘書課長    石田秀博    総務課長      桜木達也   危機管理課長    功刀裕章    管財課長      田中 実   財政課長      橘田 修    リニア交通政策課長 五味将元   庁舎整備室長    田中竜馬    政策推進監     蓮沼 隆   市民課長      北村公利    保険課長      内田孝則   環境課長      小沢 誠    税務課長      土橋利一郎   収納対策監     降矢嘉也    福祉課長      田中浩夫   高齢介護課長    泉 玄洋    子育て支援課長   中込 誉   健康推進課長    野沢文香    建設課長      薬袋正仁   都市計画課長    田島幸一    水道課長      河西利広   下水道課長     相川浩記    農政課長      有泉浩貴   商工観光課長    飯室隆人    教育総務課長    中楯孝博   生涯教育課長    田中俊浩    代表監査委員    乙黒 環7.職務のため議場に出席した者の職氏名(3名)   議会事務局長    今井 賢   議会書記      功刀亜紀子   議会書記      小沢和仁 △開会 午前10時00分----------------------------------- ○議長(福田清美)  本日は、お忙しいところご参集いただきまして、まことにご苦労さまです。 ただいまの出席議員は18名で、定足数に達しております。 ただいまから令和元年第3回中央市議会定例会を開会します。 報道機関等から写真撮影等の申し出が出ております。 これを許可することにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、議場内での撮影を許可することに決しました。 本日の会議は、あらかじめお手元に配布してあります議事日程表により行います。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員会議規則第88条の規定により、  9番 金丸俊明議員 10番 木下友貴議員を指名します。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第2 会期決定の件を議題にします。 本定例会の会期について、議会運営委員会が開かれております。 その協議結果について、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長斉藤雅浩議員。 ◆議会運営委員長斉藤雅浩)  本日、9月5日に招集されました令和元年第3回定例会の運営について、去る8月29日午前9時より議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果についてご報告いたします。 今定例会に市長提案されます議案は、条例案件6件、補正予算5件、決算認定10件、その他の案件4件、報告3件であります。また、請願が2件、一般質問については8名の議員から通告されております。 市長提案されます議案について、市長および関係職員より概略説明を受け、協議いたしました結果、今定例会の会期は、本日9月5日から9月27日までの23日間とすることに決しました。 以上、今定例会の運営について、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位のご賛同とご協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(福田清美)  議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りします。 本定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長報告のとおり、本日から9月27日までの23日間としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は本日から9月27日までの23日間と決定しました。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第3 諸報告を行います。 第2回定例会以降の報告事項については、配布しました諸報告のとおりであります。 監査委員から令和元年5月から7月分に係る現金出納検査の結果について、配布しました資料のとおり報告されております。 各組合議会の結果について、配布しました資料のとおり報告されております。 以上で諸報告を終わります。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第4 議案第54号 中央市会計年度任用職員の報酬等に関する条例制定の件から、日程第31 報告第13号 平成30年度中央市資金不足比率の報告の件までを一括議題とします。 市長より行政報告並びに提出議案等に対する説明を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中久雄)  本日ここに、令和元年第3回市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には公私とも大変お忙しい中、ご出席を賜り、心から御礼申し上げます。 ことしの梅雨明けは7月の終わりまでずれ込み、昨年と比べて約1カ月ほど長く、また、降水量も例年に比べて多く、雨の日が続き、いかにも梅雨らしい日々となりました。 7月半ばからは気温も30度を超える日が続き、雨と同時に蒸し暑い毎日となり、梅雨明けが発表されると、15日間連日の猛暑日で、暑い夏となりました。 9月に入り、過ごしやすい気候になることを期待したいところですが、日中はまだまだ暑い日が続くことと思われます。朝晩との気温の差もだんだん大きくなることも予想されますので、体調を崩したりしないよう、議員各位をはじめ、市民の皆様には、体調管理に十分ご留意され、お過ごしいただきたいと思います。 さて、本市では、去る8月25日に、中央市総合防災訓練を多くの市民の皆様のご参加をいただき、実施いたしました。 今年度の防災訓練は、これまで行ってきました自助・共助を意識したシェイクアウト訓練や、自主防災会による伝達訓練、避難所設置運営訓練、市主体による非常参集訓練医療救護所設置訓練のほか、水害を想定した避難訓練及び土砂災害を想定した避難訓練を行いました。 今回の避難所設置運営訓練では、三村小学校体育館を避難所とし、炊き出し訓練のほか、給水車を使用した給水訓練簡易トイレ設置講習救命ボート講習災害ボランティアセンターの啓発・周知訓練など、避難所での実用的な訓練に取り組みました。 これらの訓練はこれまでも行ってきたもので繰り返しになりますが、繰り返し行っていただくことで、災害に対する意識を高め、冷静な判断・行動ができるものと思います。 水害を想定した避難訓練では、3つの自主防災会モデル地区として、株式会社はくばく様と締結している、洪水時における避難施設としての使用に関する協定に基づいた、安全な避難経路の確認や施設の確認、避難施設内でのルール等の確認を行いました。 土砂災害を想定した避難訓練では、関原地区をモデル地区として、豊富支所までの安全な避難経路の確認、山梨県中北建設事務所による土砂災害に対する防災講習会NTT東日本による災害伝言ダイヤルの講習などを行いました。 また、本庁舎では、防災対策室の新しい防災システムの運用方法や庁舎内の浸水防除機能使用方法避難経路及び消防施設使用方法などの確認を行いました。 南海トラフ首都直下地震の発生する確率は相変わらず高く、また、昨年の西日本豪雨や、先日も九州北部の大雨による災害が発生しており、山梨県内においても、いつ起こってもおかしくない状況であると言えます。 これらの大規模災害や緊急事態に備え、訓練や経験で得られた課題を検証し活かしながら、市民の生命財産を守るための危機管理体制の充実に努めてまいりたいと考えております。議員各位をはじめ、市民の皆様のご協力をお願いいたします。 今定例会におきまして、条例や予算など合計28の案件の提出をいたしておりますが、これらの案件の説明に先立ちまして、6月定例会以降における幾つかの行政報告を申し上げます。 まず、災害時における相互応援に関する協定の締結についてであります。 去る7月29日に、秋田県大館市と、災害時における相互応援に関する協定の締結を行いました。 協定では、大規模災害が起こった場合に、被災者の受け入れや生活必需品、資機材の提供、また、職員の派遣や救護活動等に必要な車両の提供などで協力するものであります。 大館市は、秋田県の比内地方に位置し、その昔、浅利与一の系譜である浅利一族が比内地方を治めていたという歴史的な縁があり、本市とは2007年から交流を続けてまいりました。このような中で今回、協定を締結する運びとなりました。 本市では、県外の自治体との協定はこれで3件目となりますが、今後も有事に備えた広域的な連携体制を図っていきたいと考えております。 次に、中央市学校給食センターについてであります。 中央市学校給食センターは6月末に完成し、この夏休み明けから各学校へ給食が届けられるよう、調理員の研修や新しい調理器具による調理の確認、配送及び調理機器の洗浄に係る研修など、準備を進めてまいりました。8月22日には、初日の献立による本番さながらの試験調理及び配送訓練を行い、試食するなど、8月29日の2学期の給食開始を迎えました。当日は、朝の食品搬入から始まり、8校分2,676食の給食をつくり、各学校へと配送いたしました。 別工程でつくられるアレルギー除去食も、9月3日より該当する10名の児童生徒に届けられ、安全安心な給食が提供できたことをご報告いたします。 次に、玉穂支所についてであります。 市役所機能の一本庁舎二支所体制の整備に伴い行っていた玉穂支所改修工事が完成し、新たに玉穂庁舎西側エリア玉穂支所が移ります。 新しい玉穂支所は、玉穂庁舎の南西に支所専用の出入り口を設け、スムーズに支所に入れるよう配慮しております。 この新しい玉穂支所での業務開始は、連休明けの9月24日火曜日からとなります。 今後も引き続き市民サービスの向上を図りながら、市民の皆様のご利用をお待ちしております。 また、行政報告ではありませんが、本市出身の卓球の平野美宇選手についての活躍ぶりは、皆さんご承知のことと思いますが、国際大会での躍進や、10月に行われるワールドカップの代表に選ばれるなど、先日の世界ランキングも9位へと上がっており、ますます来年の東京オリンピックに向けて期待が持てるところとなっております。 しかしながら、東京オリンピックのシングルスの代表枠はわずか2つということで、これから先の選考レースに向けて、非常に大事な試合が続いていきます。 このような中で頑張っている平野美宇選手に対して、中央市として応援という形でバックアップしていきたいと考えております。 既に、庁舎を初め、市内各施設や市内金融機関、また、小売店などにご協力をいただき、応援ポスターを掲示していただいたり、応援グッズの作成などさまざまな方法により、平野選手への声援が届くよう応援してまいりたいと考えております。 議員各位をはじめ、市民の皆様におかれましても、ご理解ご協力をいただき、中央市から羽ばたいた若い力を日本代表へと導けるよう応援していただければと思うところであります。 それでは、本定例会に提案いたしました案件についてご説明申し上げます。 本定例会に提案いたしました案件は、条例案件6件、予算案件5件、決算認定の件10件、その他案件4件、報告案件3件であります。 まず、条例議案についてであります。 議案第54号 中央市会計年度任用職員の報酬等に関する条例制定の件につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、会計年度任用職員に対する報酬、費用弁償、給料及び手当等について必要事項を定める必要があるため、条例を定めるものであります。 議案第55号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、関係条例の整備を行う必要があるため、条例を定めるものであります。 議案第56号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例中改正の件につきましては、子ども・子育て支援法等の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要があるため、改正するものであります。 議案第57号 中央市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例中改正の件につきましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要があるため、改正するものであります。 議案第58号 中央市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例中改正の件につきましては、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、子育てのための施設等利用給付に係る保育の必要性の認定に関する基準等を定める必要があるため、改正するものであります。 議案第59号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例中改正の件につきましては、子ども・子育て支援法等の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要があるため、改正するものであります。 次に、予算議案についてであります。 議案第60号 令和元年度中央一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,878万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ158億1,690万2,000円とするものであります。 歳出の各款の主なものは、総務費では、市役所議場カメラ中継システムの整備を行うための工事請負費に141万9,000円を、また、玉穂南小学校の通学路の安全確保のため、時速30キロメートルの規制を行うゾーン30を導入することに伴うグリーンベルト等の設置に係る工事請負費として117万7,000円を主なものとして計上しております。 民生費では、制度改正による幼児教育・保育に係る利用料の無償化に伴う給付費の増額分として、市外の公立保育所等に通園する対象者分62万7,000円及び私立保育所等に通園する対象者分4,130万8,000円を主なものとして計上しております。 農林水産業費では、土地改良施設等基盤整備事業における県営経営体育成基盤整備事業等に1,395万6,000円を主なものとして計上しております。 土木費では、農村公園グラウンド防球ネット設置工事請負費に85万8,000円、都市公園建設に伴う電柱等の撤去及び移転に係る補償費の不足分として500万円を主なものとして計上いたしております。 教育費では、豊富小学校普通教室棟改築工事請負費において、令和2年度に行う工事分を令和2年度予算へ組み替えるため、2億5,000万円を減額しております。その他、玉穂B&G海洋センター改修工事設計業務委託料として800万円、また、ろ過設備改修工事請負費として1,400万円を主なものとして計上しております。 これらの歳出にかかる補正財源としましては、普通地方交付税の確定に伴い、普通地方交付税を4億8,128万4,000円追加し、また、各種事業に係る国及び県補助金を追加補正をしております。 また、豊富小学校施設整備事業の令和2年度への歳出予算の組み替えに伴い、合併特例事業債の減額をしており、財政調整基金繰入金につきましても、減額補正をしております。 議案第61号 令和元年度中央国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,597万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ32億1,382万8,000円とするものであります。 議案第62号 令和元年度中央介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,254万円を追加し、歳入歳出それぞれ20億7,011万4,000円とするものであります。 議案第63号 令和元年度中央地域包括支援センター特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ263万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ1,372万3,000円とするものであります。 議案第64号 令和元年度中央下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ166万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ12億4,960万1,000円とするものであります。 次に、決算認定の件であります。 議案第65号 平成30年度中央市一般会計歳入歳出決算認定の件から議案第74号 平成30年度中央市上水道事業会計決算認定の件まで、一般会計特別会計企業会計10件の決算認定につきましては、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付して提案するものであります。 概要につきましては、後ほど会計管理者からご説明申し上げます。 次に、その他の案件についてであります。 議案第75号及び76号の動産取得の変更の件につきましては、平成30年度第4回定例会において議決された、庁舎整備に伴う備品(執務室エリア及び収納)の動産の取得において、令和元年10月1日以降に納品される動産については、消費税及び地方消費税の税率の改正に伴い取得金額が増額となり、議会の議決を得た動産の取得について変更しようとするときは議会の議決を経る必要があるため、それぞれ提案するものであります。 議案第77号 中央市道路線変更の件につきましては、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。 議案第78号 契約締結の件につきましては、中央市立田富北小学校屋内運動場・新水泳プール場建設(建築主体)工事の請負契約の締結について、中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第2条の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。 次に、報告議案についてであります。 報告第11号 平成30年度中央市一般会計予算継続費の精算の件につきましては、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、平成30年度中央市一般会計予算継続費について精算をしたので、報告するものであります。 報告第12号 平成30年度中央健全化判断比率の報告の件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成30年度中央健全化判断比率監査委員の意見を付して報告するものであります。 報告第13号 平成30年度中央市資金不足比率の報告の件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成30年度中央市資金不足比率監査委員の意見を付して報告するものであります。 以上、案件の内容について概要をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご議決、認定いただけますようお願いを申し上げ、令和元年第3回市議会定例会における所信表明及び提案理由の説明といたします。 ○議長(福田清美)  市長の説明が終わりました。 引き続いて、議案の審議を行います。 議案第54号 中央市会計年度任用職員の報酬等に関する条例制定の件から議案第64号 令和元年度中央下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第75号 動産取得の変更の件から議案第78号 契約締結の件につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、委員会へ付託しますので、市長の説明に対する総括的な質疑を行います。 質疑ありませんか。 (なし) 質疑なしと認めます。 議案第54号から議案第64号まで及び議案第75号から議案第78号までについては、お手元の議案付託表のとおり、会議規則第37条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 次に、会計管理者より、議案第65号 平成30年度中央市一般会計歳入歳出決算認定の件から議案第74号 平成30年度中央市上水道事業会計決算認定の件までの概要説明を求めます。 相澤会計管理者。 なお、内容につきましては、要旨、要点のみ、簡略にお願いいたします。 ◎会計管理者(相澤宏一)  ご苦労さまです。 それでは、私のほうから、ただいま、市長から提案のありました議案第65号 平成30年度中央市一般会計歳入歳出決算認定の件から議案第74号 平成30年度中央市上水道事業会計決算認定の件につきまして、一括して説明のほうさせていただきます。 なお、概要説明のため、金額につきましては、万円単位とさせていただきます。 それでは、平成30年度中央一般会計特別会計歳入歳出決算書の1、2ページをごらんいただきたいと思います。 一般会計と8つの特別会計の総額になりますが、収入済額の合計が249億8,062万円、支出済額の合計が234億2,710万円となっており、歳入歳出総額の差額は15億5,351万円となりました。また、この差額のうち、翌年度へ繰り越すべき財源が6億457万円含まれているため、平成30年度の実質収支額は9億4,894万円の黒字となりました。 それでは、個々の会計についてご説明いたします。 まず、平成30年度中央一般会計歳入歳出決算について説明をいたします。 決算書の3、4ページをごらんください。 第1款の市税でございますが、47億1,105万円で、全収入額の約27.27%を占めており、前年度比8,867万円の増額となっております。 主なものといたしましては、市民税21億3,064万円、固定資産税22億5,104万円となっております。 次に、第2款地方譲与税は、1億1,898万円で、ほぼ例年どおりの金額となっております。 第3款から第8款までの各種交付金でございますが、総額が7億3,435万円で、前年度比2,717万円の増額となっております。 第9款地方交付税は、26億3,997万円で、歳入全体の約15.28%を占めており、前年度比463万円の増額となっております。 第11款分担金及び負担金は、2億9,058万円で、ほぼ例年どおりの金額となっております。 以下の歳入につきましては、主なもののみ申し上げます。 5ページ、6ページをごらんください。 第13款国庫支出金、14億6,322万円、前年度比で1億2,204万円の増額です。 第14款県支出金、8億4,116万円で、前年度比1,487万円の減額となります。 第17款繰入金、5億6,347万円で、前年度比3,729万円の増額です。 第18款繰越金、11億9,218万円で、4億7,912万円の増額となります。 第19款諸収入、9億2,203万円で、前年度比7億9,278万円の増額となります。 第20款市債、35億4,243万円で、前年度比14億4,366万円の増額であります。 以上から、平成30年度の一般会計の歳入総額は172億7,357万円となり、前年度比約21.46%、30億5,177万円の増額となっております。 次に、歳出に移ります。 決算書の7ページ、8ページをごらんいただきたいと思います。 まず、第1款議会費ですが、1億3,824万円で、前年度比662万円の減額となっております。 次に、第2款総務費ですが、31億1,464万円で、前年度比6億5,422万円の増額となっております。 主なものにつきましては、総務管理費が12億1,607万円、企画費が15億3,980万円、それから、徴税費が1億8,641万円、戸籍住民基本台帳費1億369万円等となっております。 次に、第3款民生費は、43億4,908万円で、前年度比1億2,417万円の増額となっております。また、歳出予算総額に民生費の占める割合は約27.33%と、最も多くの割合となっております。 主な内容といたしましては、国民健康保険や介護保険の繰出金等を含めた社会福祉費が18億1,624万円、保育園、児童館、放課後児童クラブの運営費等を含めた児童福祉費が21億7,239万円、生活保護費が2億8,298万円等となっております。 次に、第4款衛生費ですが、7億8,308万円で、前年度比760万円の減額となっております。 次に、第5款の労働費ですが、596万円で、ほぼ例年どおりの金額となっております。 次に、第6款農林水産業費ですが、6億8,327万円で、前年度比7,220万円の増額となっております。これにつきましては、農業振興費、農地費等の増額が主なものとなります。 次に、第7款商工費ですが、2億3,957万円で、前年度比1億3,586万円の増額となっております。これにつきましても、企業立地促進奨励事業、また、産業立地助成事業等が主な増額の原因となります。 次に、第8款土木費ですが、17億3,781万円で、歳出予算の約10.92%を占めており、前年度比2億9,602万円の増額となっております。 主なものにつきましては、道路橋梁維持費、道路橋梁新設改良費、それから、都市計画費で公園の建設費等となります。 次に、第9款消防費ですが、5億1,815万円で、前年度比574万円の増額となっております。 次に、第10款教育費ですが、26億5,702万円で、前年度比13億9,060万円の増額となっております。これにつきましては、学校施設整備費、それから、学校給食費、給食センターの施設の整備事業が増額の主なものとなります。 次に、第12款公債費ですが、12億3,686万円で、前年度比1億9,557万円の増額となっております。歳出総額の約7.77%を占めております。 以上から、平成30年度の一般会計の歳出総額は159億988万円となり、前年度比約22.11%、28億8,027万円の増額となりました。 次に、111ページの実質収支に関する調書のほうをごらんいただきたいと思います。 平成30年度の一般会計の歳入総額は172億7,357万円、歳出総額は159億988万円で、差引額は13億6,368万円であります。 なお、翌年度に繰り越すべき財源が5億8,381万円あるため、実質収支は7億7,987万円の黒字となりました。 以上が、一般会計の決算概要であります。 次に、特別会計のほうに移らせていただきます。 決算書の112ページ、113ページをごらんいただきたいと思います。 平成30年度中央市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明いたします。 まず、歳入の主なものですが、第1款の国民健康保険税は6億3,628万円で、前年度比5,962万円の減額となっております。これにつきましては、30年4月からの新制度に伴い、保険税算定方式の変更、4方式から3方式になりまして、資産割の廃止がありました。また、被保険者数の減少が減額の原因となっております。 次に、第3款国庫支出金ですが、前年度7億4,085万円あったものが、制度の改正によりまして14万円となっております。これにつきましては、共同保険者の県のほうに交付されるようになったためでございます。 次に、第4款県支出金ですが、21億3,180万円で、制度改正によりまして、前年度比19億7,128万円の増額となっております。 第6款繰入金は、2億5,935万円で、前年度比410万円の増額となっております。 第7款繰越金につきましては、3,009万円で、前年度比9,610万円の減額となっております。 第9款療養給付費等交付金、第10款の前期高齢者交付金、第11款の共同事業交付金につきましては、制度改正によりまして今年度から廃款となっており、皆減となっております。 以上から、平成30年度の国民健康保険特別会計の歳入総額は30億7,493万円となり、前年度比約19.37%、6億1,306万円の減額となっております。 次に、114ページ、115ページのほうをごらんいただきたいと思います。 歳出の主なものでございますが、第1款総務費は、6,290万円で、前年度比100万円の減額、第2款保険給付費は、20億8,946万円で、前年度比3,285万円の減額となっております。 第3款の国民健康保険事業費納付金につきましては、今年度より新設された科目で、これにつきましては、保険給付費等の支払いの財源として県に納めるものでございます。この新設された科目の金額が、8億2,635万円となりまして、皆増となります。 これに伴いまして、旧の第3款後期高齢者支援金等、第4款前期高齢者支援金等、第5款介護納付金が制度改正によりまして廃款となりました。 以上から、平成30年度の国民健康保険特別会計の歳出総額は30億7,264万円となり、前年度比約19.05%、5億8,524万円の減額となりました。 この結果、平成30年度中央市国民健康保険特別会計の決算は、歳入総額が30億7,493万円で、歳出総額が30億7,264万円となり、歳入歳出の差引額は228万円となりました。 次に、平成30年度中央市後期高齢者医療特別会計の決算について説明をいたします。 136ページ、137ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入の主なものですが、第1款後期高齢者医療保険料が、1億9,524万円で、前年度比1,684万円の増額。第4款繰入金が、6,652万円で、前年度比372万円の増額となっております。 次に、138ページ、139ページをお願いいたします。 歳出の主なものにつきましては、第1款総務費が、1,306万円で、ほぼ例年どおりの金額となっており、第2款後期高齢者医療広域連合納付金が、2億4,936万円で、前年度比2,034万円の増額となっております。 この結果、平成30年度中央市後期高齢者医療特別会計の決算は、歳入総額が2億6,399万円で、歳出総額が2億6,250万円、歳入歳出の差引額は148万円となりました。 次に、平成30年度中央市介護保険特別会計歳入歳出決算について説明をさせていただきます。 149ページ、150ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入の主なものは、第1款保険料が、4億9,896万円で、前年度比2,237万円の増額。第3款国庫支出金が、4億249万円で、前年度比2,710万円の増額。第4款支払基金交付金が、4億8,832万円で、前年度比1,728万円の増額。第5款県支出金は、2億5,843万円で、前年度比978万円の増額。第7款繰入金は、2億7,762万円で、前年度比1,362万円の増額。第8款繰越金は、1億4,281万円で、前年度比2,115万円の減額となっております。 次に、151ページ、152ページをお願いいたします。 歳出の主なものは、第2款保険給付費が、17億6,280万円で、前年度比1億931万円の増額。第3款地域支援事業は、6,191万円で、前年度比230万円の減額となっております。 以上から、平成30年度中央市介護保険特別会計の決算は、歳入総額20億7,193万円、歳出総額20億1,667万円で、歳入歳出差引額は5,526万円となりました。 次に、平成30年度中央市地域包括支援センター特別会計歳入歳出決算について説明をいたします。 170ページ、171ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入の主なものは、第1款サービス収入、49万円で、前年度比13万円の減額。第2款繰入金は、1,406万円で、前年度比202万円の増額となっております。 次に、172ページ、173ページをごらんいただきたいと思います。 歳出の主なものは、第1款総務費が、1,423万円で、前年度比191万円の増額。第2款事業費が、32万円で、2万円の減額となっております。 以上から、平成30年度地域包括支援センター特別会計の決算は、歳入総額1,456万円、歳出総額1,456万円で、歳入歳出額は同額となりました。 次に、平成30年度中央市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 179ページ、180ページをごらんください。 まず、歳入の主なものは、第2款使用料及び手数料が、1億1,360万円で、前年度比2,992万円の増額。第4款繰入金が、5,400万円で、前年度比201万円の増額。第7款簡易水道事業債といたしまして、市債が6,590万円で、前年度比3,220万円の増額となっております。 次に、181ページ、182ページをごらんいただきたいと思います。 歳出の主なものにつきましては、第2款衛生費、9,903万円、前年度比3,095万円の増額となっております。 第3款公債費は、8,149万円で、前年度比751万円の減額となっております。 以上から、平成30年度中央市簡易水道事業特別会計の決算は、歳入総額2億3,958万円、歳出総額2億2,953万円で、歳入歳出差引額は1,004万円となりました。 ただし、翌年度に繰り越すべき財源、繰越明許費繰越金額が8万円あるため、実質収支額は、996万円となります。 次に、平成30年度中央市下水道事業特別会計歳入歳出決算について説明をいたします。 192ページ、193ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入の主なものですが、第2款使用料及び手数料が、2億6,272万円で、前年度比2,322万円の増額となります。 第3款国庫支出金は、9,570万円で、前年度比90万円の減額。第4款繰入金は、5億5,650万円で、前年度比1億1,149万円の減額。第7款市債は、2億5,740万円で、前年度比2,600万円の増額となっております。 次に、194ページ、195ページをごらんいただきたいと思います。 歳出の主なものにつきましては、第1款総務費が、1億9,813万円で、これにつきましては、人件費、流域下水道維持管理費等が含まれます。前年度比236万円の減額となります。 第2款事業費が、4億3,236万円で、5,601万円の増額となります。この中には、公共下水道費工事請負費が含まれます。 第3款公債費は、6億5,785万円で、前年度比220万円の減額となっております。 以上から、平成30年度中央市下水道事業特別会計の決算は、歳入総額13億3,691万円、歳出総額12億8,835万円で、歳入歳出差引額は4,856万円となりました。 ただし、翌年度に繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額が550万円あるため、実質収支額は4,306万円となります。 次に、平成30年度中央市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について説明をいたします。 205ページ、206ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入の主なものにつきましては、第2款使用料及び手数料が、4,036万円で、前年度比447万円の増額。第3款県支出金が、1億5,709万円で、前年度比1億5,162万円の増額。第5款繰入金が、2億1,322万円で、前年度比205万円の増額となっております。 次に、207ページ、208ページをごらんください。 歳出の主なものにつきましては、クリーンセンター維持管理費を含む第1款総務費が、6,983万円で、前年度比779万円の減額。第2款事業費が、3億2,177万円で、3億894万円の増額となっております。これにつきましては、クリーンセンター設備の改修事業費の増額が主なものとなります。 第3款の公債費は、1億5,986万円で、前年度比74万円の減額となっております。 以上から、平成30年度中央市農業集落排水事業特別会計の決算は、歳入総額5億8,472万円、歳出総額5億5,146万円で、歳入歳出差引額は3,326万円となりました。 ただし、翌年度に繰り越すべき財源、継続費逓次繰越額、それから、繰越明許費繰越額が1,518万円あるため、実質収支額は1,807万円となります。 次に、平成30年度中央市田富よし原処理センター事業特別会計歳入歳出決算について説明をいたします。 218ページ、219ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入の主なものにつきましては、第2款使用料及び手数料が、4,210万円で、前年度比271万円の増額となっております。 次に、220ページ、それから、221ページをごらんください。 歳出の主なものにつきましては、第1款総務費が、5,820万円で、維持管理費が中心となっております。 第2款諸支出金は、前年度と同額の2,326万円で、これにつきましては、よし原処理センター施設事業基金として積み上げをしてございます。 以上から、平成30年度中央市田富よし原処理センター事業特別会計の決算は、歳入総額1億2,039万円、歳出総額8,147万円で、歳入歳出差引額は3,892万円となりました。 以上、一般会計特別会計8件につきまして、決算の概要を説明させていただきました。また、決算書に添付いたしました附属資料にも決算状況、財産に関する調書が掲載されておりますので、ぜひごらんいただきたいと思います。 それでは、最後に、公営企業会計の平成30年度中央市上水道事業会計の決算につきましてご説明をさせていただきます。 別冊の平成30年度中央市上水道事業会計決算書の1ページをお開きいただきたいと思います。 まず、収益的収入及び支出のうち、収入についてでありますが、第1款水道事業収益の決算額は、2億8,838万円でありました。 また、支出の第1款水道事業費用の決算額は、2億5,132万円でありました。 この結果、差し引き額は、3,706万円となりました。 次に、2ページの資本的収入及び支出でございますが、まず、収入の第1款資本的収入は、1億677万円、支出の第1款資本的支出は、2億3,795万円でありました。 資本的収入額が資本的支出に不足する額、1億3,117万円の差額につきましては、消費税資本的収支調整額及び過年度損益留保資金で補填をいたしました。 次に、3ページ、損益計算書をお開きいただきたいと思います。 以下は全て税抜きとなります。 平成30年度営業収益が、2億4,857万円、営業費用が、2億500万円で、営業利益が、4,357万円で、前年度比808万円の増額となっております。 また、営業外収益は、1,900万円、4ページのほうになりますが、営業外費用が、4,169万円となっており、営業外利益、経常利益となりますが、2,089万円となり、前年度より906万円の増額となっております。 6の特別損失につきましては、過年度漏水還付等の支払いになりますが、37万円となっております。 以上より、平成30年度の純利益は2,052万円で、前年度より879万円多い利益を確保しております。これは、前年度繰越利益剰余金と合わせ、当年度末処分利益剰余金は8億201万円となっております。 平成29年度に行われました料金改定によりまして給水収益は上がっておりますが、老朽化による施設更新や耐震化、長寿命化対策に伴う事業費の増加などによりまして、今後は公営企業として適切な利益を確保していくことが難しくなってきている状況でございます。 平成30年度は引き続き管路の耐震化を積極的に行い、また、老朽化が著しい機械設備等の更新も行いました。その結果、7ページになりますが、貸借対照表における固定資産合計は34億9,757万円で、8ページの2の(1)流動資産の現金・預金は4億2,009万円となっております。これにより、資産の合計は39億4,403万円となっております。 次に、9ページのほうに移ります。 負債の部ですが、固定・流動負債の企業債は、平成30年度末、24億6,247万円となっております。 10ページの資本の部でございますが、損益計算書において説明いたしました当年度末処分利益剰余金8億201万円を剰余金として計上しております。 以上より、負債資本合計は39億4,403万円となりました。 次に、14ページのほうをお開きいただきたいと思います。 上水道の事業概況でございます。 まず、営業関係につきまして、平成30年度は、年間総配水量207万8,994立方メートルに対し、年間総有収水量は178万121立方メートルで、有収率は85.62%と、昨年度と比べ、微減しております。 年度末給水件数は8,123件、年度末の給水人口は1万6,751人でありました。 建設改良につきましては、管路の耐震化を計画的に進める一方、長寿命化によるコスト削減が期待できるダクタイルGX形管を引き続き採用し、老朽管の更新と耐震化を積極的に推進し、約2,110メートルの更新を実施いたしました。重要度の高い基幹管路や漏水の多い地域から耐震管への布設替を行うことで有収率の向上に努め、災害に強い水道施設を目的とし、事業を進めてまいりました。 以上が、上水道事業会計の決算概要であります。 以上、雑駁な説明でございましたが、平成30年度の中央市の全ての会計の決算概要とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田清美)  会計管理者の説明が終わりました。 続きまして、乙黒代表監査委員に本会議に出席いただいておりますので、平成30年度一般会計、各特別会計及び上水道事業会計の決算審査の報告を求めます。 乙黒代表監査委員。 ◎代表監査委員(乙黒環)  代表監査委員の乙黒環でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 監査委員を代表いたしまして、私から決算及び各基金の運用状況審査並びに健全化判断比率審査の結果を報告いたします。 ただいま会計管理者から詳細な説明がございました。また、監査委員による審査につきましては、意見書を提出させていただいておりますので、要点のみの報告とさせていただきたく、ご了承のほどよろしくお願いいたします。 審査は、令和元年7月4日から7月29日にかけて行いました。審査の対象は、平成30年度中央一般会計及び8つの特別会計と、上水道事業公営企業会計であります。審査の方法は、市長から提出された平成30年度の各会計歳入歳出決算書及びその附属資料が関係法令に準拠して作成されているか、計数に誤りがないか、予算の執行が適正かつ効率的になされているか並びに基金の管理、運用が適切になされているか等に主眼を置き、定期監査や例月現金出納検査も参考として実施いたしました。 まずは、一般会計及び8つの特別会計の決算審査結果と、各基金の運用状況審査の結果についてご報告いたします。 審査の結果でありますが、審査に付されました各会計の決算書及びその附属資料は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿やその他証拠書類と符合し、正確であるものと認められました。また、予算執行状況は、その目的に沿っておおむね適正に執行されていると認められました。各会計における基金につきましても、運用、管理は適正に行われており、妥当であると認められました。 次に、監査委員の意見及び決算の要点についてご報告いたします。 ここで、一部、先ほどの会計管理者の説明と計数に重複するところもございますが、ご了承のほどお願いいたします。 平成30年度の一般会計と8つの特別会計を合わせた総計決算額は、歳入決算額249億8,062万円、歳出決算額234億2,710万円となり、歳入歳出差引残高の形式収支は15億5,352万円となっています。形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は9億4,894万円であります。 一般会計の決算は、歳入総額が172億7,357万円、歳出総額159億988万円となり、歳入歳出差引残高の形式収支は13億6,368万円となっています。形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は7億7,987万円となり、単年度収支は2億1,772万円の赤字となりました。 歳入面では、自主財源比率は45.9%で、依存財源は54.1%を占めており、前年度に比べて自主財源比率は0.5%改善していますが、依然として財源の2分の1を超える依存財源で賄う状況であり、引き続き厳しい財政事情がうかがわれます。今後においても、市税等の各種債権管理や収入未済対策などを着実に実施するとともに、各種使用料についても積極的に債務者と交渉を行い、歳入の確保に努力をしていただきたい。 歳出面では、前年度に比べ、総務費、民生費、商工費、土木費、教育費、諸支出金などが増加し、衛生費、公債費などが減少しました。本年度は、市庁舎整備事業、農村公園などの公園管理事業、学校給食センターなどの教育施設や豊富保育園などの保育施設の整備事業などの投資的経費が多く支出されました。 特別会計は、8会計の合計で、歳入総額が77億705万円、歳出総額75億1,722万円で、歳入歳出差引残高の形式収支は1億8,983万円となっています。形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は1億6,907万円となり、単年度収支は9,750万円の赤字となりました。 会計別の決算及び審査の状況は、決算審査意見書に記載のとおりでございます。 本市においては、合併算定替の終了による地方交付税の減少、少子高齢化の進行等による社会保障経費の増加など、行財政運営はますます厳しさを増すと予想されます。庁舎整備事業、学校施設の建替やリニア中央新幹線建設に伴う関連事業などの複数年にまたがり各種大型事業が行われている中で、健全な財政運営を維持していくため、市財政の根幹である市税等の徴収率向上により、自主財源の確保や経常経費の削減に向けた類似施設の統廃合など、事業展開に際しては、事業の規模、コストの圧縮、市債償還額の平準化を図っていくことが必要となります。また、大型事業の進捗により、合併特例債の充当事業の精査等を行うとともに、起債については、財政健全化法における実質公債比率や将来負担比率等の健全化判断比率に今後とも注意を払い、計画的な運用と適切な管理を求めます。 なお、平成29年度決算から地方公会計の統一的な基準による財務書類等が作成されていますが、一部未完成のところもあるため、適切な財務書類等の完成に努めるとともに、財務状況の分析に有効活用し、財務マネジメントの強化に資するよう望むものであります。 続きまして、平成30年度中央市上水道事業会計決算審査結果についてご報告いたします。 審査に付されました決算諸表は記載のとおり正確で、内容も正当なものと認められました。内容については、決算審査意見書を参照していただきたいと思います。また、会計諸帳票、証拠書類等の事務管理についても、公正かつ適切に処理され、正確なものと認められました。 水需要の動向は、給水人口、給水戸数とも増減は横ばい状態であり、人口減少社会の到来や節水型機器の普及などにより、給水収益の大幅な伸びは期待できないものと考えられますが、引き続き未収金の発生防止など収入未済額の削減対策を強化し、財源確保に努めていただきたい。また、今後とも老朽化による施設更新や耐震化、長寿命化への対応に多額の設備投資が見込まれることから、経営環境は厳しさを増していくものと懸念されるところであります。 公営企業会計制度は、決算状況が料金に反映されるべきものであるため、より一層の経営の効率化及び財政基盤の強化を図り、公営企業の基本理念、原則にのっとって健全な経営を遂行されるよう望むものであります。 続きまして、平成30年度健全化判断比率審査の結果についてご報告いたします。 審査は、令和元年8月19日に行いました。 審査の結果ですが、審査に付されました平成30年度決算に基づく健全化判断比率及びその算定基礎となる事項を記載した書類は、いずれも関係法令の規定に沿って適正に作成されているものと認められました。 健全化判断比率は表のとおりとなっております。全ての比率において早期健全化基準を下回っていることから、財政状況が著しく悪化している状況にはありません。今後も財政計画を着実に実施することにより、財政の健全性確保に努めていただきたい。個々の比率については、健全化判断比率意見書の2ページに記載したとおりとなっています。 是正改善を要する事項については、特に指摘することはありません。 最後になりますが、平成30年度資金不足比率の審査の結果についてご報告いたします。 審査は、令和元年8月19日に行いました。 審査の結果ですが、審査に付されました平成30年度決算に基づく資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも関係法令の規定に沿って適正に作成されているものと認められました。 資金不足比率は表のとおりとなっています。いずれの会計においても資金の不足額は生じていないことから、経営資金の状況が著しく悪化している状況にはなく、各会計の経営計画を着実に実践することにより、今後とも経営の健全性確保に努めていただきたい。 なお、各会計の余剰額については、資金不足比率意見書の2ページに記載したとおりとなっています。 是正改善を要する事項については、特に指摘することはありません。 以上、審査報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(福田清美)  以上で、決算の概要と監査委員の決算審査の報告が終わりました。 議案第65号から議案第74号につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、委員会へ付託しますので、説明に対する総括的な質疑を行います。 質疑ありませんか。 (なし) 質疑なしと認めます。 議案第65号から議案第74号までは、お手元の議案付託表のとおり、会議規則第37条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託します。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第32 請願第4号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書を議題とします。 紹介議員の説明を求めます。 笹本昇議員。 ◆4番(笹本昇)  それでは、請願第4号、請願文書表の朗読をもって説明にかえさせていただきます。 配布資料の5ページをお開きください。 受理年月日 令和元年8月8日 受理番号  令和元年請願第4号 件名    教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書 請願者   中央市PTA連絡協議会会長 遠藤将       中央市公立小中学校長会会長 内藤太一       中央市公立小中学校教頭会会長 佐久間卓也       山梨県教職員組合中巨摩支部執行委員長 佐藤栄志 紹介議員  斉藤雅浩 笹本昇 請願要旨 1.計画的な教職員定数改善をすすめるとともに、小人数学級の推進を図ること。 1.義務教育の根幹である、教育の機会均等・水準確保・無償制の維持に不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 1.教育条件の格差解消を図るため、地方交付税を含む国における教育予算を拡充すること。 以上の請願事項をご決議いただき、2020年度の政府予算編成において教育施策の充実が図られるよう、地方自治法第99条の規定に基づき国の関係機関へ意見書の提出を請願するもの。 以上、よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(福田清美)  提出のありました請願は、会議規則第142条の規定により、総務教育常任委員会へ付託します。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第33 請願第5号 多胎児(ふたご・みつご)への支援に関する請願書を議題とします。 紹介議員の説明を求めます。 笹本昇議員。 ◆4番(笹本昇)  請願第5号、請願文書表の朗読をもって説明にかえさせていただきます。 配布資料一覧の8ページをお開きください。 受理年月日 令和元年8月23日 受理番号  令和元年請願第5号 件名    多胎児(ふたご・みつご)への支援に関する請願書 請願者   杉山真弓 紹介議員  笹本昇 請願要旨 多胎児の出産、育児に関しては、多様な困難がある。多胎児の出産・育児は大変過酷であり、多胎児は単胎児に比べ2.5~4倍以上虐待死の確率が高いと言われている中で、日々の生活に忙殺され、声が上げにくい多胎児家庭に目を向けてもらいたく、多胎児の妊娠届出から出生、育児に伴う困難への支援について次の事項のとおり請願するもの。 1.中央市において、多胎児には「妊婦一般健康診査受診票」の交付枚数を5枚増やすこと。 2.中央市において、訪問型の支援を増やすこと。 3.中央市において、多胎児の子育てに役立つ、公的、民間サービス等の情報等を相談する窓口を一元化すること。 以上です。よろしくご審議をお願いいたします。
    ○議長(福田清美)  提出のありました請願は、会議規則第142条の規定により、厚生常任委員会へ付託します。 以上をもちまして、本日の日程を全て終了いたしました。 来週9月9日より、各常任委員会を順次開催しますので、よろしくお願いいたします。 本日はこれで散会といたします。 ありがとうございました。----------------------------------- △散会 午前11時26分...